宮地牧場のご紹介
北海道の十勝にある宮地牧場
日本国内では希少のグラスフェッドミルクを原料とするバターやフロマージュブランを中心に販売しています。
牛たちは北海道十勝の広々とした放牧地で一年中過ごす完全自然放牧!宮地牧場のテーマは『自然との共存』です。
その特徴は、
1.バランス技術を取り入れた新しい自然酪農
この新しい「バランス技術」により、牛たちは本来備えている免疫力や自然治癒力が高くなっています。
そのため、抗生物質をはじめホルモン剤、ビタミン剤等も使用していません。
※例外的に、手術を要する場合には抗生物質は使用しますが、2020年はなんと0件!
2.グラスフェッドミルク(牧草だけ食べて育った牛のミルク)
輸入飼料や穀物飼料は与えていません。
夏は放牧地の牧草を食べ、冬は農薬や化学肥料を使用せずに栽培した牧草のみを食べています。(搾乳時は牛の体調を整えるため、少量の自然栽培の野菜と大豆をあげています)
また、腸内環境を整えるため麹菌を少量あげています。
牛は本来草食動物であるので、体に無理がかからずたっぷりと良質の牧草を食べて健康に育っています。
3.自然環境への配慮
宮地牧場のテーマは『自然との共存』です。
搾乳設備をはじめとする生産設備は合成洗剤は使用せず、加熱処理や環境に配慮した微生物分解性洗浄剤の採用などの方法で徹底した衛生管理を行っています。
また、防虫剤・殺虫剤を使用していません。
4.一年中、完全自然放牧・自然分娩
生まれた子牛は季節や状態を見て放牧しています。
放牧後は、一年中、牧草地で伸び伸びと過ごしています。
お産は自然分娩です。
このように、宮地牧場ではできるだけ自然な飼い方で牛たちを健康的に飼い、その牛たちから頂く貴重な牛乳から皆様に健康により良い乳製品をお届けするために日々取り組んでいます。
人の健康に役立つものを作って多くの人に召し上がっていただけるように、宮地牧場の考え方に共感して下さる方々にたくさん出会えるように、そして、自然と人が共に持続して暮らせるように、これからも取り組んで行きます。
【NEWS】令和3年8月27日付で宮地牧場が放牧畜産実践牧場として認証されました。
宮地牧場ではスタートした30年前から365日完全放牧を実践していましたが、乳製品の製造販売を始めたことにより、購入して頂く方々に宮地牧場が放牧酪農を実践していることを知って頂くために認証を受けました。
放牧はエネルギーも消費し、牛舎で飼うよりも乳量は減りますが、広々とした牧草地で自由に過ごし、足腰も丈夫になるので、牛たちの健康のためには良いのではないかと思っています。
これからも牛たちを健康に飼うために、放牧を続けて行きます。